甘霧庵

古都京都の文化遺産 その63 七高僧に肩を並べる傑人はだれでしょうか。あの人です。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、西本願寺の阿弥陀堂には阿弥陀様が鎮座しております。

そして、阿弥陀様を囲むように七高僧が安置されています。

しかし、七は奇数ですのでもう一方追加しなければなりません。

そこで、白羽の矢がったのが「聖徳太子」でした。

西本願寺の阿弥陀堂が建設されたのは江戸時代の中期と言われております。

その時代、聖徳大師はほとんど神様に近い存在と考えられておりました。

もちろんそれだけではありません。

こんな伝説が残っております。

親鸞聖人が9歳で比叡山に登り、

そこでつらい修行をしておりました。

しかし、苦節20年。

どうしても煩悩が抜けない親鸞聖人は比叡山を降りて、

聖徳太子が創建したとされている六角堂(頂法寺)にこもってひたすらお祈りをします。

そして、籠ること95日(99日という説もあります。)。

親鸞聖人の夢に聖徳太子が現れました。

そして、夢の中で聖徳太子は、

「一切衆生を救済する真の教え(浄土の教え)」を説き、

親鸞に対して法然上人(源空)の元へ行くようにと諭したと伝えられています。

それを聞いた親鸞聖人は意を決して比叡山から決別して源空上人のもとに赴きます。

ゆえに、七高僧に加えて聖徳太子が安置されております。

画像

京都府六角堂

W2z – 投稿者自身による著作物, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=163464727による


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA