甘霧庵

風に吹かれてアンデスへ #174 自分の想いとは裏腹に別の方向に行ってしまうこともあります。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、「地下鉄サリン事件」で使われた猛毒の「サリン」は

1936年12月23日にナチス・ドイツにて殺虫剤の合成中偶然発見されました。

その時の責任者と言われているのが

ゲルハルト・シュラーダー( Gerhard Schrader, 1903年2月25日 – 1990年4月10日)です。

彼はIG・ファルベンインドゥストリー社(イーゲー・ファルベンインドゥストリー、Interessen-Gemeinschaft Farbenindustrie AG)

といわれてる殺虫剤を作る会社の研究員でした。

彼の想いは「いい殺虫剤を作って食糧事情を改善させたい」という思いで働いていたみたいです。

しかし、彼の想いとは別に「神経ガスの父」と言われるほど毒ガスを作ってしまいました。

本人が積極的にガスを作ったのか、

上から命令されていやいや作らされたのかは定かではありませんが、

とにかく、1936年にタブン、1938年にサリン、1944年にソマン、1949年にはシクロサリンと続けて強力な化学兵器を発明しました。

しかし、ニュルンベルク裁判などの主要な戦争犯罪裁判で起訴され、有罪判決を受けてはいないようです。

画像

フランクフルト・アム・マインに現存するIGファルベン社本部ビル。ハンス・ペルツィヒの設計で1931年に完成した。戦後はアメリカ軍の最高司令部に、ドイツ再統一後はフランクフルト大学のキャンパスになった。

EvaK – EvaK, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2686527による

 


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