皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、リュリとモリエールの共作による新しいジャンル「コメディ=バレエ」
喜劇の始まりと幕間、そしてBGMとしての音楽を添えてさらに劇中にバレエを挿入する
これを企画したのはかのルイ14世です。
ルイ14世は元々バレエに非常に興味があり、
自らも踊っていたぐらいの方です。
ルイ14世と一緒に踊っていたり
一緒に振り付けを考えたり
踊りの伴奏の音楽を作曲していたのがリュリでした。
ルイ14世はリュリの才能に全幅の信頼を置いておりました。
そこに登場したのが新進気鋭の喜劇作家であり役者であるモリエールです。
ルイ14世はモリエールが演じる喜劇にすっかりはまってしまい
ルーブル宮殿での初演を許しておりました。
そして、当然の帰結としてリュリに音楽とバレエの振り付けを考えさせ
モリエールに喜劇の台本を書かせ主演させる企画を思いつきます。
しかし、この企画は「はた迷惑な人々」によってニコラ・フーケによって取られてしまいましたが
企画の成功を確信します。
さらなる確信を得るべく「強制結婚」を共作させ、
そして、いよいよ本格的な作品を発表させます。
場所は当時工事中だったベルサイユ宮殿
フランス王室にとって重要な祭典でのお披露目です。