甘霧庵

古都京都の文化遺産 その67 堀川通り沿いに神々しく並んでいる二つの門。立派です。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、今回は阿弥陀堂門をご紹介いたします。

こちらも再建された門でオリジナルは西本願寺が現在の場所に移転した時に建てられたとされております。

オリジナルは1617年の火災で焼失しました。

その後、再建されましたが立派な阿弥陀堂が建てられたため1802年に改築されました。

現在の御影堂門が1911年の再建ですので、

阿弥陀堂門の方が100年ほど古いことになります。

屋根は切妻造(きりづまづくり)です。

切妻造とは、

屋根の最もシンプルな形式の一つで、

現代で言う「三角屋根」のことで

本を半開きにして伏せたような形をしており、

日本の伝統建築において、

最も古く、

かつ最も基本的な形とされています。

また 屋根は檜(ひのき)の皮を重ねた伝統的な手法で、

優美な曲線を描いている檜皮葺(ひわだぶき)であり、

 前後の中央部分には、弓を射るような曲線を持つ「唐破風(からはふ)」が設けられており、

格式の高さを示しています。

門全体に精巧な彫刻が施されていますが

隣の巨大な御影堂門に比べると、

落ち着いた、

阿弥陀如来の慈悲を感じさせるような上品な佇まいが特徴です。

御影堂門が「宗祖・親鸞聖人」を仰ぐための門であり、

阿弥陀堂門は「本尊・阿弥陀如来」と向き合うための聖域への入り口です。

画像

阿弥陀堂門

Kakidai – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=72906208による


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