甘霧庵

冬と言えばビーチボーイズ No93 芸を身を助けるとはこのことです。芸は必要です。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ユルブリンナーが大連を発って神戸に着いたのが1940年の秋のころと言われております。

そして、神戸からアメリカに出発したのが1941年11月です。

つまり、1年ほど神戸に住んでおりました。

その間、ユルさん一家は神戸の北野異人館の近所に宿を借りて住んでおりました。

当時、北野異人館の界隈では亡命してきた外国人がウヨウヨいたようで

その中にはユルさん一家の事を知っており

色々世話してたと思われます。

ユルさんが神戸に1年も足止めされた理由はビザ問題でした。

1940年と言えば日本とアメリカの間が次第に険悪になっていった時期であります。

そんな中ロシア人とはいえおいそれとアメリカに出国させるわけにはいかなかったのでしょう。

その間、ユルさんは外国人が集うキャバレーでギターを弾いてジプシーの歌やロシアの民謡などを歌って

生活費や渡航費、あるいは母親の治療費を稼いでいたのでしょう。

神戸に来られた方はご存じでしょうが

北野異人館は三宮の駅からそこそこきつい坂を上っていかなければなりません。

そこをギターを抱えたユルさんが一人とぼとぼ歩いていたそうです。

今度、三宮に行ったら異人館に行ってみてください。

画像

By Paulo rsmenezes – american film in the public domain, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11112949


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