皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、赤穂事件を題材にした創作物が有名な「忠臣蔵」です。
今回は史実ではない「忠臣蔵」では土屋 逵直(つちや みちなお)さんはどのように描かれているのでしょうか。
まず前提ですが、
土屋 逵直さんは大名ではない旗本という身分です。
松の廊下の事件で浅野家はお殿様は切腹、これは納得できると思います。
お家は断絶、これもギリ納得できるかもしれませんが、
納得いかないのが吉良側には一切のおとがめなしでした。
これについては多くの武士が不満まではいかなくても
疑問を感じていたのではないでしょうか。
そして、おそらく位のそんなに高くない身分の武士の方がその不満、疑問は強く感じていたかもしれません。
そして、土屋 逵直さんもそのうちの一人でした。
そして、赤穂の連中が討ち入りに来ないことに不満さえ感じていました。
これが前提です。
そこに、山鹿流の陣太鼓が鳴り響きます。
山鹿流はかつて大石良雄も学んだ兵法の教えです。
この山鹿流の陣太鼓を待ちに待った土屋 逵直さんは
雪積る庭に出ますと赤穂側から
「我ら旧赤穂藩浅野家の者にございます。今宵、亡君(ぼうくん)内匠頭の仇を報ぜんと参上仕りました。皆様方には決してご迷惑をお掛けいたしません。願わくば暫時、お目こぼしを。」
続く