甘霧庵

我が故郷 五条市 その148 余計なものが続いてしまいます。私たちは無事生還できるのでしょうか。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、せっかく収まった彼女の不満は

タクシーの運ちゃんの浅はかな一言で再演となりました。

運ちゃんは

「ハザードつけたままだから、今度ゆっくり聞くよ。」

ぐらいのことを言わなければならなかったのに

なんと

「ハザードつけたままだから、消してくる。」

と言ったしまいました。

その空間にいた

私と母親と彼女の母親は心の中で

「余計なことを」

しかし、彼女の第2ステージは幕を開けてしまいました。

彼女は運ちゃんを押し倒す感じでL字型のソファー席に座らせ

一気に捲し立て始めました。

運ちゃんは初めのうちは相槌を返しておりましたが、

ほんの数分でグロッキー状態で、

ただ、首を振るだけのからくり人形のようになっておりました。

その間、彼女の母親は別のタクシーを呼んでくれました。

季節は2月の最後半で、

夜はかなり冷えますが、

私と母は彼女の再演を聞くよりは

寒さに耐えて外でタクシーを待つことを選びました。

私と母は彼女がおしゃべりに熱中している隙に

こっそりと上着をとって外に出ることにしましたが、

ドアに余計な鈴と言いますか鐘と言いますか

お客さんが入ってきたときに鳴る例のものがついており

これがけたたましく鳴ってしまいました。

続く。


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