皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、エデンの園の中央にあった善悪の木の実。
神様からは絶対に食べるなと言われていた木の実はリンゴだったのか問題のその2です。
前回はラテン語の悪(malum)とリンゴ(malum)のつづりが同じことから後の聖職者の方々が
お説教に使っていたとの説をご紹介しました。
今回は別の視点で何故リンゴになったかを薄く考察していきます。
まずこちらの画像をご覧ください。

これはミケランジェロが描いた有名なシスティーナ礼拝堂の天井画です。
場面はアダムとイブが蛇にそそのかされて禁断の木の実を食べるところです。
で、問題のか所を拡大したのがこちらです。

これはどう見たってリンゴではありません。
通説ではイチジクと言われております。
ミケランジェロは1508年から1512年にかけてシスティーナ礼拝堂の天井画を製作しました。
ですからこの頃までは禁断の木の実はリンゴではなかったことになります。
ミケランジェロがイチジクと考えたのはごく自然なことで
エデンの園があったであろう地域(イランの北部あるいはトルコ東部あるいはアルメニア南部)は
イチジの産地でした。
ですからミケランジェロが禁断の木の実をイチジクと考えたのは自然なことです。
画像
ミケランジェロ・ブオナローティ – ウェブ・ギャラリー・オヴ・アート: 静止画 Info about artwork, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11421186による