皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、吉良邸に突入した赤穂の浪士は各人それぞれ大声を張り上げて「火事だ!!」
と張り上げました。
これは吉良邸に駐在している者を混乱させるためだといわれております。
時刻は午前4時、
当時の江戸では小規模な火事が頻繁にありましたし、
赤穂浪士の討ち入りから遡ることわずか4年、
元禄11年(1698年)には「勅額火事(ちょくがくかじ)」と呼ばれる大火が発生し、
江戸の広い範囲が焼失しています。
また、もし仮に吉良邸が出火元であったら
当然、吉良家の責任は追及されます。
但し、仮にボヤ程度ですぐに消火出来たら
始末書程度で済みます。
つまり、吉良家としては眠気眼のなか
何とかボヤ程度で済ますために必死で火元を探してしまうことになります。
つまり、武器を持たずに飛び起きてしまうことになります。
さらに、火事は江戸時代の江戸では最大の災害です。
吉良家側の人たちは主人を守らなければならないのですが、
火事が怖くて自分の命可愛さにさっさと逃げていった者もいたかもしれません。
少なくとも吉良側はパニックに陥り
正しい判断が出来なくなってしまいます。
ここを赤穂側はつく作戦だったわけです。
そして、見事成功しました。