皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、赤穂の浪人が吉良邸に突入するとまず初めにしたことは
大声で「火事だ!!」と叫ぶこと。
それから近所には討ち入りであることを知らせるために警報的に「討ち入りだ」と叫びました。
この両方の叫びは効果があったらしく、
近所はさほどのパニックにはならなかった一方で
吉良邸の中は上へ下への大騒ぎになってしまいました。
人間というものはパニックになってしまいますと正常な判断ができなくなったり、
ついつい自己保身が出てしまったりします。
おそらく吉良邸に詰めていた何人かは早々に逃げ出そうとしたかもしれません。
しかし、表の門はもちろん裏門まで赤穂の浪人が詰めていると
あっという間に捕まってしまい、
切られるか
あるいは、命を助けたとしても刀などは没収の上
身柄拘束と言ったところでしょう。
次にやったことは家中の明かりをつけることでした。
討ち入りしたのは冬の明け方4時ごろ
あたりは真っ暗です。
これでは十分な捜索はできません。
その一方で暗闇であることは相手方に見つからないというメリットもあります。
この点、吉良邸の屋敷図面から家具の配置まで頭に叩き込む必要があったわけです。
ここに、スパイの必要性があったのです。