甘霧庵

風に吹かれてアンデスへ #193 悲観的な二人と楽観的な二人。どっちが勝つのでしょうか。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、彼氏の過去のモテモテ話を聞かされたオーストラリア人彼女。

反撃とばかりに自分の武勇伝を語り始めました。

まだ、彼女が学生だった頃、

おそらく1990年後半。

バンコクへの飛行機の座席が友人とバラバラになってしまった彼女たちは座席を変わってくれそうな人がいないかと

淡い期待を持ちつつも

ちょっと諦めかけておりました。

空港の搭乗口の待合所にいる乗客の座席番号なんて

そうそう易々とはわかる訳がありません。

そして、いよいよ搭乗です。

せっかくの初海外旅行なのに

二人のテンションはさほど上がらず、

これから10時間を見知らぬ客の隣で過ごさなければならないのかと

足取りも重く搭乗口の列に加わりました。

ジェフとジェームス(ともに仮名)は幼い頃からの大親友で

遊ぶのも勉強もずっと一緒に過ごしておりました。

すっかりせいちょした二人はお互い希望する仕事を始め

ようやく手にした長期休暇。

お互い時間を調整して初めての海外旅行に行くことにしました。

しかし、前回前々回の理由でこの二人もバラバラの席になってしまいました。

先ほどの女性二人組と同じ決してテンションが上がっているわけではありませんが、

彼女たちと違うのは

なんとかなるだろうと楽観的に考えていたことです。


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