何時ぞやパレストリーナをご紹介いたしました。
今回は、その弟子とも言うべき天才作曲家です。
スペイン出身のトマス・ルイス・デ・ビクトリア。
この方も後期ルネサンスの作曲家です。
パレストリーナの音楽も美しいですが、ビクトリアも負けず美しいです。
パレストリーナは一点の曇りもない、1mmの傷もないバカラグラスのようですが、
ビクトリアはもう少し粗野で、無骨なのですが、
純朴さがあって、それはそれで透明感のある音楽です。
しかしながら、ただ美しいだけではありません。
ルネサンス音楽からバロック音楽への過渡期の始まりを感じさせます。
例えば、テンポを変えてみたり、リズムを変えてみたり。
4声が一般的だったのを6声にしてみたりして、音楽に厚みを加えています。
ビクトリアも動画サイトで聞くことができます。
Officium Defunctorum Requiem (死者のためのレクイエム)
があれば一番いいですね。
ビクトリアの最高傑作です。
泣けます。