皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ドイツ最古のロマネスク様式を現代に伝えてくれている「シュパイアー大聖堂」ですが、
大人数を収容するための巨大な屋根をどう支えるかが問題になりました。
11世紀当時の建築技術ではとにかく壁を分厚くして支えておりました。
それと、円柱の柱を大量に用いて天井を支えておりました。
下の画像をご覧ください。

やたらと円柱の柱があり、分厚い四角柱の柱。
この分厚さがそのまま壁の分厚さと思ってください。
さらに、天井を半円形のアーチ型にすることで、屋根の重力を分散させております。
それに加えてドイツの建築物の特徴としては岩を削ったものを使っておらず、
レンガを一個一個作ってそれを重ねて建てております。
このように様々な工夫と知恵の賜物でこの建物は建てられました。
ですから粗野で野暮なんて思わずに、
先人の知恵と工夫を感じてみてはいかがでしょうか?
画像
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:170716-Speyer-05.jpg#/media/Datei:170716-Speyer-05.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Aerial_photograph_Speyer_Cathedral.jpg#/media/Datei:Aerial_photograph_Speyer_Cathedral.jpg