甘霧庵

風に吹かれてアンデスへ #84 ホセ・ガブリエル・コンドルカンキとミカエラ・バスティダス

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、前回、ラパスの博物館に「八つ裂きの刑」のジオラマがあることをご紹介しました。

ジオラマ自体の完成度はかなり低く、中学生の文化祭レベルですが、

その伝えることは非常に重いです。

ただ、前回、この八つ裂きの刑を執行されたのは誰であるのかはよくわかりませんでしたが、

今回はこれが誰であるのかをご紹介します。

刑に処されたのは「ホセ・ガブリエル・コンドルカンキ」という方です。

別名は「トゥパク・アマル2世」と言います。

「トゥパク・アマル」とはインカ帝国最後の皇帝の名前です。

彼はスペインの先住民に対する過酷な仕打ちに対して不満を持ち、

民衆と共に蜂起しました。

しかし、その蜂起は失敗に終わり彼は逮捕されました。

残酷なのはここからです。

見せしめですのでもちろん公開処刑です。

スペイン軍はまず彼の使用人を処刑します。

次に親戚一同

そして、彼と彼の奥さんの目前で長男を舌を切り落とした上で絞首刑にします。

そして、彼の妻であるミカエラ・バスティダスを同じように処刑します。

そして、最後にコンドルカンキを八つ裂きの刑にします。

この反乱でスペイン政府軍の威信失墜し、

その後の独立運動に拍車がかかりました。

続く。

画像

ミカエル・バスティダス (1742-1781)

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bastidas.jpg#/media/Archivo:Bastidas.jpg

ホセ・ガブリエル・コンドルカンキ(1738 -1781)

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Condorcanqui.jpg#/media/ファイル:Condorcanqui.jpg


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