甘霧庵

ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場 その6 階段室の天井画。やはり、大きな仕事でした。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ヴュルツブルク司教館の最大の見どころは

階段室の天井画です。

建物の完成後、天井画を誰に描かせるかがなかなか決まらなかったようです。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロが 招聘されたのは1750年12月の事でした。

54歳のティエポロは息子で画家のドメニコとロレンツォを帯同してはるばるやってきます。

最初の契約は比較的狭い「皇帝の間」の天井と壁面を飾るフレスコ画でした。

その出来に満足した館の主は、

「階段の間」の大天井をティエポロに任せます。

下の画像は「皇帝の間」の天井画です。

1752年7月、契約金は15,000ギルダーでした。

と言われても。

今の価値ですと約3億円です。

一流のプロ野球選手みたいです。

もちろん、この仕事はチームティエポロで仕上げますので、

ティエポロ自身の実入は案外少ないかもしれないです。

ヴュルツブルク司教館の階段室の天井は5mの高低差で湾曲しており、

総面積は677㎡です。

ところで、天井画と言えば、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂でしょう。

タイトルは「最後の審判」です。

下の画像です。

これが164.4㎡です。

ということは、

ヴュルツブルク司教館の階段室の天井画は「最後の審判」の4倍以上の大きさということになります。

画像

ティエポロ、ヴュルツブルク レジデンツの天井フレスコ画

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tiepolo-residenz-wuerzburg.jpg#/media/Datei:Tiepolo-residenz-wuerzburg.jpg

ヴュルツブルク司教館「皇帝の間」の天井画

https://doitsu-kanko.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC05999.jpg

システィーナ礼拝堂天井画

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sistine_Chapel_ceiling_photo_2.jpg#/media/ファイル:Sistine_Chapel_ceiling_photo_2.jpg

 

 


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