皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、歩いて20分かかる道のりを15分で行かなければなりません。
とにかく、小走りで行きます。
もう、半泣きです。
しかし、体力が続きません。
すぐにペースダウンです。
しかし、ここでへこたれてしまうと、
遅刻届に「彼女を受験会場まで送ったため。」
なんてとっても恥ずかしいことを書かなければなりません。
ここは、火事場の馬鹿力を出さなければならないのですが、
そうも行きません。
もう、ヘロヘロです。
それでも、ちょっと先に同じ中学に登校するであろう学生群の姿がうっすら見えてきました。
この学生群にさえ追いつけば、遅刻はま逃れます。
しかし、走れど走れど追いつきません。
なぜなら、彼らも走っているからです。
きっと、彼らには遅刻届に書く理由があるはずなんですが、
それでも、遅刻したくないので走っています。
振り返ると私の後ろにも学生の姿が。
彼も走っています。
彼はどんどん追いついてきます。
彼には十分な体力があるんです。
あっという間に追いつかれ、追い抜かれます。
知らない人でした。
助かりました。
ただ、追い抜かれたとき、
ちらっとこちらを見て、
ニヤッとしました。
お前は無理だぞ。
と言われているみたいです。
間に合うのかな?
続く。