皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアのラパスの大通りでの一幕。
ついに私はメタボのニセ警官にバックを奪われてしまいました。
メタボは不適な笑みを私に投げかけ、
バックのファスナーを開けました。
メタボの設定は麻薬の取締官。
バックの中身を一つ一つ取り出して、
匂いを嗅いでいき、
最終的には財布を取り出して中の現金を奪う作戦です。
その頃、私はすっかり繊維喪失しています。
まず、取り出したのが単行本です。
メタボは単行本をパラパラとめくり、
匂いを嗅ぎます。
そして、満足顔で
「O.K. ここに麻薬は無い。」
メタボは文庫本を鞄に戻し、次にが取り出したのが小銭入れです。
しかし、この古銭入れには日本円の小銭がほんの少額しか入っておりません。
つまり、ボリビア人のメタボにとってはなんの価値のない物です。
メタボは、おもむろに小銭入れのボタンをはずし中をチェックします。
しかし、中には価値のあるものはありません。
多少がっかりした顔をしていました。
それでも必要以上にでかい鼻を小銭入れに突っ込み
思いっきり息を吸い込みます。
そして、不適な笑みを浮かべ、
「O.K. ここに麻薬は無い。」
そして、次に取り出したもので私は完全勝利を手に入れます。