皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ペット・サウンズに全勢力を傾けにもかかわらず、
レコード会社からはセールスの悪さからダメ出しを出されたブライアン・ウィルソンは
次回作「スマイル」の制作に取り掛かります。
しかし、度重なるプレッシャーに押しつぶされ、
アルコールに危ない薬に逃げてしまいます。
これにはペット・サウンズに否定的だったメンバーからも
「ほら、見たことか」的なプレッシャーもあったと思います。
そして、ついにブライアン・ウィルソンはスマイルを放棄してしまいます。
しかし、そこはファミリータイプのバンドのいいところで、
残りのメンバーでなんとか形にして「スマイリー・スマイル」を制作発表します。
ところで、ペット・サウンズとスマイリー・スマイルの間に奇跡のシングルレコードが発表されます。
それが「グッド・バイブレーション」です。
このシングルが全米・全英共にNo.1に輝きます。
このレコードもペット・サウンズの遺跡みたいなもので、
何度も歌詞の書き換えがあったりと、
小耳に挟んだのですが、
バイブレーションとは元々は非常に哲学的な歌詞だったのですが、
マイク・ラブが大好きな彼女を身近に感じられるバイブレーションに書き換えたそうです。
続く。