皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、私を含む30人を乗せた旅行会社所有のポンコツ号はコロイコ向かって出発しました。
30年前のラパスの市街地の道路はとてもよく舗装されており、
ポンコツ号であってもそんな揺れは無く、
非常に快適なドライブでした。
ここで、コロイコをもう少しご紹介いたします。
コロイコはラパスより2000mほど標高が低く、
ラパスに比べて過ごしやすいところです。
しかも、瞬間湯沸かし器もガスです。
ラパスは電気ですから触ってはいけない部品があります。
その点、ガスだと安心ですね。
それと特筆すべきはその特産品です。
コロイコという名前から想像できますでしょうか?
コロイコの特産品はコカです。
コカとはボリビアの現地語であるアイマラ語で「木」という意味です。
つまりこの辺りで木と言えばコカの木ということです。
そのくらいコカが生息していたのでしょう。
そして、このコカの葉っぱをお湯に入れたらコカ茶となり嗜好品として飲まれております。
また、コカの葉をそのままシガムと爽やかなミントの香りがします。
ただし、あまりシガミすぎると幻覚作用が出てくるみたいです。
しかし、コカの葉の使い道はそれだけではありません。
画像
Franz Eugen Köhler, Köhler's Medizinal-Pflanzen – List of Koehler Images, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=255559による