皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアのユンガス地方にある小さな村コロイコ。
首都ラパスよりも標高が2000mほど低いので、
ラパスに比べて穏やかで過ごしやすい気候です。
そして、このコロイコの名産品といえば、
コカの葉です。
お湯に入れてコカ茶すればミントティーみたいな爽やかな香りと味がします。
私も少しハマってしまいました。
そして、この葉っぱを口に入れそのままガムのようにシガムと
かなりキツめのミントガムみたいな感じになります。
ただ、私には少しきつすぎたのであまりシガミがしませんでした。
しかし、地元の方々は口の中を真緑にして嬉しそうにシガンでおりました。
そして、過去の葉を摘み、
ある機械で精製するとできるのが、
コカ◯ンです。
あの例の麻薬です。
ただし、コ◯インは結構最近まで麻酔薬として使われていたみたです。
元々、1855年にドイツの研究家であるフリードリヒ・ゲードケ(Friedrich Gaedcke)さんがコカの葉からヤバイ成分を抽出し、
その弟子であるアルベルト・ニーマン(Albert Friedrich Emil Niemann)さんがより良い抽出方法を発見し、
さらに孫弟子であるヴィルヘルム・クレメンス・ロッセン( Wilhelm Clemens Lossen)さんが分子式を確立したようです。
続く。
画像
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