皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、1968年はビーチボーイズにとってはある意味受難の年だったかもしれません。
「ペット・サウンズ」「スマイリー・スマイル」「ワイルド・ハニー」と毛色が随分違うアルバムを作りましたが、
売り上げ自体はそれまでのアルバムに比べたらよくありません。
収録曲自体も以前のような軽い感じの曲調はすっかりなくなり、
かといって当時ブームだった複雑なサイケデリックな感じありません。
当時のファンからすれば、ビーチボーイズとは言っておりますが、
別のバンドのレコードを買ってしまった感じもしたことでしょう。
ただ、美しいハーモニーは健在です。
健在すぎます。
そして、1968年以降しばらくは1年に1枚の割合でアルバムを制作することになります。
レコード会社もブライアン・ウィルソンの状態を考慮していたことでしょう。
さらに、この頃ある人物がビーチボーイズだけでなくビートルズをはじめとした音楽シーンに
影響を与え始めます。
その人がマハリシ・マヘシ・ヨギというインドの瞑想の先生です。
この方、当時のミュージシャンは瞑想することで音楽のインスピレーションを得ようとしていたのでしょうか。
ただ、私としては怪しい人のような気がします。
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By Vernon Barnes PhD Dr Jean Fortunet – Vernon Barnes PhD, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11113197