皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアの保養地ユンガス地方のコロイコ村。
この村はコカの葉の名産地として有名です。
コカの葉は政府の許可を得ていないと市場には入ってきません。
となると、問題になるのは密輸です。
ですから、ラパスからコロイコに向かう道路には検問所があります。
検問所と書きましたが、
実際は空港の保安検査場に近い感じがします。
もちろん私の手荷物もチェックされます。
ところで私のバッグにはラッパのマークの正◯丸が入っておりました。
この正◯丸は私を偽警官から守ってくれた大切なアイテムです。
ボリビアには正◯丸なんてなものは存在していないでしょうし、
なんといってもあの匂いは一生嗅ぐことのない代物ではないでしょう。
そして、この検査場でも検査官は正◯丸を取り出し質問してきました。
そして、
正◯丸を傍にいる怖い警察犬に嗅がしてしまいました。
匂いを嗅いでしまった警察犬は、
それまで屈強な警察犬は急にオカマちゃんみたいになってしまいました。
彼は屈強な男どもに怖気付くことなく立ち向かったこともあるでしょう。
どこまでも逃げていく奴らを強靭な体力に追いかけて行ったこともあるでしょう。
しかし、
彼は今、
小さなびんの前にオカマちゃんになってしまいました。
残念。