皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、1968年5月3日からスタートしたビーチボーイズとマハリシ師匠とのコラボツアー。
初日から酷い結果となりました。
ツアーは5月3日にワシントン・コロシアムで開幕しました。
座席数8000席中1500人のファンの前で演奏しました。
3分の1も満たない観客の前で演奏するのはデビュー直後以来でしょう。
原因は劣悪なサウンドシステム、
リハーサル不足のバックミュージシャン、
そしてビーチボーイズの調子の狂った歌唱を挙げて、
バンドの40分間のパフォーマンスを「ひどい」と評した音楽評論家が多かったようです。
そして 休憩の後、
マハリシ師匠は舞台中央の緑のソファーに座りながら30分間聴衆に講演しました。
彼の講演は音響が悪いために観客にはうまく伝わらず、
多くのファンから野次やヤジを招いたそうです。
この時点で、
ビーチ・ボーイズは旅程の次の目的地に備えてボルチモア・シビック・センターに向かっていました。
そして、2日目のアイオナ大学についた頃には結構なコンサートがキャンセルしてしまいました。
その後のコンサートも客はまばら、
マハリシ師匠が出てくるとそれと同時に席を立つ人も多かったみたいです。
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