皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアの首都ラパスから奥座敷ユンガス地方の小さな村コロイコに向かうことになりました。
コロイコはその名前が表しているかのようにコカの葉の名産地です。
コカの葉はお茶にするとコカ茶として美味しく頂くことができますが、
コカの葉を生成してしまうとコカ◯ンになってしまいます。
コカ◯ンはその昔は麻酔薬として用いられておりましたが、
現在では危険な薬として闇で流通しております。
名産品の側面と危険な薬としての側面。
ボリビア政府も随分頭を痛めたことでしょう。
で、その対策としてまず検問所を設けました。
そしてもう一つが、
道路です。
ラパスからコロイコに向かう道は基本一方通行です。
午前中はラパスからコロイコに向かう一方通行。
午後以降はコロイコからラパスへの一方通行。
そして、ある時間以降は通行禁止になっております。
ラパスの市内から街を抜けるのに約1時間
検問を挟んで、そこから約2時間。
合計3時間ほどかかりますが、
街を抜けてから2時間の道のりが一方通行となっております。
これで、怪しい車や人は検問しやすくなります。
なるほどよく考えたものです。
ただ、この2時間の道のりがかなり面白いです。
続く。