皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、危険な区間を自分一人の犠牲と覚悟を決めたサー運転手。
その背中には悲壮感よりも責任感の方が強く感じられました。
私はこの尊い行為を称賛し心な中で最敬礼を送るとともに
もし、無事にこの危険な区間を突破できたなら
彼の大好きなコーラをご馳走することを決めました。
しかし、振り返ってみると。
案外よくあることみたいで、
私以外の乗客はゴザ的なものを敷いて、
車座になって雑談をしているではないですか。
しかも、どこから現れたのかカゴとポットをもった物売りがやってきて
車座の連中に商売をしているではないですか。
しかも、バスの乗客だけではなく。
後続の自動車の運転手一家や
これまたどこから現れたのか全く関係のない野次馬まで登場して、
もうその場はお花見状態になってしまいました。
つまり、よくあることではありますが、
バスがぬかるんだヘアピンカーブを突破するのを楽しみにしているみたいです。
しかし、そんなイベントチックにしていいのでしょうか。
サー運転手は一歩間違えれば奈落の底に死のダイブです。
道路脇には新たなお花とマリア様の肖像画が飾られることになるんです。
これはイベントではありません。
と思いますが。。。。。