皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、2月3月のボリビアは季節的には雨季と呼ばれる時期です。
雨季と言ってもスコールみたいなのではなく
日本の梅雨に近い感じで、
ジトジト雨が降ります。
ただ、気温は決して高くなく日本の梅雨とは違って蒸し暑い感じではありません。
どちらかというと冬の冷たい雨って感じです。
そんな季節にコロイコに行くと
コロイコへの道は舗装されてはいないので、
ぬかるんでぬかるんで大変です。
しかも、雨季にのみできる天然の滝ができたりして、
しかも、その滝の裏側を通らなければならなかったり、
しかも、その道がヘアピンカーブだったり。
バスのサー運転手は自らの命と引き換えに我々を救うべくこの難所を一人立ち向かって行きました。
サー運転手はバスのエンジンをスタートさせ、
いざ、難所に退治します。
しかし、雨季のぬかるんだ道路はバスのタイヤを飲み込み、
エンジンを無駄に働かせてしまいました。
今まで見たこののない真っ黒な排気ガスを撒き散らかしてバスはタイヤを取られて空転をしはじめました。
バスは何度バックしては勢いをつけて難所に向かいますが、
毎回、同じところでタイヤは空転してしまいます。
その度にタイヤは大量の泥水を跳ねながら空転しておりました。
さて、どうなるのでしょう。