皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、前回の続きです。
前回は、無くした新婦を取り戻しにオルフェオが冥界に行き、三途の川的な所で番人に止められました。
オルフェオは得意の歌で番人に懇願します。
そうして、いよいよ冥界入りです。
ここからは、音楽よりも劇の方に重点がおかれます。
私の感想ですが、イタリアのオペラが後半、音楽的には物足りなさを感じるのはこのオペラをお手本にしているのかもしれません。
戻ります。
冥界に行くとそこには冥界の王様プルトーネとその妻プロセルピナがいます。
当然、王様は一度、冥界にきた人間を地上に戻すことはできないとオルフェオの要求を拒否します。
しかし、奥さんは「あなた、いいじゃないの」と言って王様を説得します。
そして、いつの時代でも、どこの世界でも、たとえそれが冥界であったとしても、
奥さんの意見が通ります。
何と地上に戻ることが許されます。
こんな大事なこと奥さんの意見に左右されてもいいの?
大会社の社長が大事な決断を奥さんの意見で決めてしまうみたいなもんです。
重役会の意見は?
株主の意見は?
そもそも、社則は?
法的には?
って感じです。
何しろ一度死んだ人間を蘇らせるんです。
自然の摂理すら奥さんの意見です。
大丈夫?
後でややこしい事にならない。と心配してしまいます。
続きは次回。