甘霧庵

ジャン=バティスト・リュリ その46 「転んでもただは起きぬ」とはこのことです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、1662年1月に20歳年下の女性と結婚をしたモリエール。

この結婚には近親相姦の疑惑が上がります。

これを千載一遇の機会と思ったライバル劇団は

あれこれ使ってモリエール一座を誹謗します。

そして、その誹謗にパリっ子たちはすっかりモリエールに疑いの目をむけてしまい

モリエール一座の人気は一気に低迷します。

それに対して国王はモリエールの疑惑を晴らす声明を発表しますが、

人気は回復することはありませんでした。

しかし、モリエールの素晴らしいところは庶民に受けないのであれば

貴族に受ければいい。

それも最上の貴族である国王に受ければなおいい。

この願いが通じたのかどうかはわかりませんが

ルイ14世のお生まれになったサン=ジェルマン=アン=レー城にて国王の御前公演を行いました。

しかも、この祭典の主導権をモリエール一座に与えられたのでした。

つまり、御前公演のキャスト選びから演目選び、

演目の順番などの決定権を与えられたというわけです。

つまりは総合プロデューサーってところでしょうか。

これは当時としては劇団における最大の栄誉ともいえるでしょう。

となると、焦ったのは誹謗していたライバル劇団です。

さぁどうしましょうか。

続く

画像

サン=ジェルマン=アン=レー城

CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=420251

 


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