甘霧庵

ジャン=バティスト・リュリ その51 舞台は整いました。あとは幕を開けるだけです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、リュリとモリエールの共作による新しいジャンル「コメディ=バレエ」

喜劇の始まりと幕間、そしてBGMとしての音楽を添えてさらに劇中にバレエを挿入する

これを企画したのはかのルイ14世です。

ルイ14世は元々バレエに非常に興味があり、

自らも踊っていたぐらいの方です。

ルイ14世と一緒に踊っていたり

一緒に振り付けを考えたり

踊りの伴奏の音楽を作曲していたのがリュリでした。

ルイ14世はリュリの才能に全幅の信頼を置いておりました。

そこに登場したのが新進気鋭の喜劇作家であり役者であるモリエールです。

ルイ14世はモリエールが演じる喜劇にすっかりはまってしまい

ルーブル宮殿での初演を許しておりました。

そして、当然の帰結としてリュリに音楽とバレエの振り付けを考えさせ

モリエールに喜劇の台本を書かせ主演させる企画を思いつきます。

しかし、この企画は「はた迷惑な人々」によってニコラ・フーケによって取られてしまいましたが

企画の成功を確信します。

さらなる確信を得るべく「強制結婚」を共作させ、

そして、いよいよ本格的な作品を発表させます。

場所は当時工事中だったベルサイユ宮殿

フランス王室にとって重要な祭典でのお披露目です。

 


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