皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、今回は飛雲閣のその独特な屋根についてご紹介してまいります。
飛雲閣が見る場所によって印象が変わる理由の一つに独特の屋根のデザインが大きくかかわっております。
飛雲閣は左右非対称に作られてはおりますが、
決して調和がとれていないわけではありません。
人が見て奇抜に思えるか思えないかのギリギリの線で設計されております。
ではその屋根を一つ一つご紹介いたします。
まず、一階部分ですが特徴的ですね。
左右で破風が違います。
破風とは正面に突き出ている部分です。
一方は曲線が美しいに唐破風(からはふ)、
そしてもう一方が直線的な千鳥破風(ちどりはふ)が配され、
非対称で変化に富んでいます。
屋根全体としては入母屋造りで、
杮葺(こけらぶき)といわれている 薄いサワラの木の板を何枚も重ねて葺く伝統的な技法が用いられています。
二階部分は寄棟造で、三方には小さな軒唐破風(のきからはふ)があります。
この二階部分が中央から少しずらしてちょっと唐破風側によっております。
これによって池から船を浮かべて飛雲閣に近づくにつれて徐々にその姿が変化しているの楽しめるように出来ております。
三階部分は次回に回しましょう。
続く。